元町映画館☆特集
大人気「デブゴン」シリーズ最新作『おじいちゃんはデブゴン』
ちょっと変わった映画をやっているのが元町映画館と思っている方いませんか?
そんな方でもこの名は知っているでしょう。「デブゴン」。日本で公開されるやいなや、ブルース・リーばりのカンフー現象を巻き起こしたとも言われる大人気キャラ。“動けるデブ”そんな彼がスクリーンにかえってきます。
退役軍人であるディンは、認知症と戦いながらも平穏な生活を送っていた。彼には孫のように可愛がっていた隣人の少女がおり、彼女と送る時間はかけがえのないものになっていた。しかしそんな日常に危機が…。そしてディンの眠っていた闘争本能が目をさます。
“動けるデブ”と言った右に出るものはいないデブゴンを演じるのは『燃えよドラゴン』でブルース・リーと共演し、ジャッキー・チェン、ユン・ピョウとともに香港アクション映画界を築いたサモ・ハン。
60歳を超えたサモ・ハンが20年ぶりに監督。それだけでファンは歓喜なんですが、アクションは言うことなし、本作ではしっかりドラマ性もある。まさに老若男女楽しめる作品になっているのがすごい。
またあるトラウマがきっかけで自分の鍵の場所さえも忘れてしまうおじいちゃんになっているのも本作の見どころです。「記憶は忘れても戦い方は忘れない」中二心をくすぐられます。映画の原題は『THE BODY GUARD』。日本の守るそれではなく「二度と立ち上がれないように懲らしめる」。デブゴンは容赦しません。60歳の身体のどこにそんなパワーがあるのかと思ってしまう華麗な動き。あと全部素手でやっちゃいます。
もう一つの見どころは脇を固める俳優人。少女の父親役にはアジアで絶大なる評価を得るアンディ・ラウ。盟友のユン・ピョウやツイ・ハークも特別出演しており映画好きにはたまらないキャスト陣。
「そうそう映画ってこういうアクションものもたまらないよね」って再発見させてくれた本作。映画に合わせて当館と近隣の飲食店との「満・腹・必・須!!デブゴンタイアップ」も実施。
映画見て、オリジナルメニュー食べて目指せ! 第二のデブゴン。